不毛地帯

デブ ブス 無職 の三重苦アラサー日記

【漫画】にわか読書家悶絶!『バーナード嬢曰く。』祝2巻発売!

気が付くと梅雨も明けて日差しが厳しい時期になっておりました。
本来老化すると代謝が悪くなるといいますが毎年吹き出す汗が
増えているのは代謝が良くなったのか、暑いので汗を吹き出さずに
いられない状況が増えたのか…。


まぁでも暑い時は冷房の聞いた部屋に篭もるのがベストですね。
私は冷え性とは無縁なので寒いくらいの冷房が好きです。
むしろ冷房が好きなデブです。


けどこの時期になると、中高時代夏休み問わず通学の都合で
時間まで町の図書館で待機していたことを思い出します。
程んどは読書よりも施設のピロティーで友達と談笑していたのですが…


そんなノスタルジックな日々も彷彿とさせ、にわか読書家が悶絶してしまう
施川ユウキバーナード嬢曰く。』の待望の2巻が発売されました。

※どちらもAmazonにPCアクセスで試し読みできます。


●あらすじ

本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家女子高生“バーナード嬢”

「町田さわ子」

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SF好き(オタク)の読書家

「神林しおり」

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さわ子のことがちょっと気になる一昔前のベストセラーを読むのが趣味の

「遠藤」

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その遠藤に恋心を抱くシャーロックホームズオタの図書委員

「長谷川スミカ」

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の4人が高校の図書室で織りなす読者家ギャグです。

 

にわか読書家(私を含む)はさわ子の言動に悶絶し、
読書家の皆様には「あーわかるわー」とあるあるな漫画だとおもいます。


この漫画を読みながら私は
「マジ私の読書知識ビブリア古書堂で得た知識とほんと偏った作家のしかないな…」

と思った矢先さわ子がドヤ顔でビブリア古書堂で得た
新潮文庫のスピン(紐状のしおり)の知識を
披露しはじめるなどほんとなんともいえないにわか読書家とのシンクロ感…。


施川ユウキ先生のゆるーい絵柄とこのさわ子のゆるさがほんとになんともいえないし、
ゆるい中にもSF好きの神林や長谷川のガチウンチクネタがいいスパイスをきかせていて
個人的に大好きなシリーズです。


1巻と比べるとにわか読書家っぷりに憤慨していたしおりが
さわ子に心許し始め、ツンデレっぷりを2巻では存分発揮し、
すごいかわいいんですよ!
2巻だとさわ子が
川端康成三島由紀夫もやってた往復書簡かっこいい!やろう!」と
神林に持ちかけ、お互い手紙を書き合うエピソード(2巻82p【往復書簡】)は
神林のツンデレっぷりが満喫できるイチオシエピソードです。

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あとこの神林はとある理由で色々と話題になった
水嶋ヒロKAGEROU」を咎めつつも絶賛します。
このエピソードは多分一度小説を書いたことのある人には
わかるネタなのではないでしょうか。
私は小説は書いたことがないのですが絵で似たような感覚に陥るのでなんとなく
神林の言うことがわかるような気がしました(笑)


しかしこれを読んでいると高校時代いつもつるんでいたのですが
今や音信不通になってしまった友人を思い出します…
人生で一番破天荒で面白い人間でしたし、私なんかより読者家な子でした。
風の噂で結婚して東京に居るらしいんですが元気だといいな。


話が脱線しましたがそんな高校時代のノスタルジックと
にわか読書家へのボディブローをしてくれる傑作。
是非冷房のきいた部屋で入道雲を時々眺めながら読むのをオススメします。